剣客商売

出版社/著者からの内容紹介

剣客商売

勝ち残り生き残るたびに、人の恨みを背負わねばならぬ。それが剣客の宿命なのだ剣術ひとすじに生きる白髪頭の粋な小男・秋山小兵衛と浅黒く巌のように逞しい息子・大治郎の名コンビが、剣に命を賭けて、江戸の悪事を叩き斬る田沼意次の権勢はなやかなりし江戸中期を舞台に剣客父子の縦横の活躍を描く、吉川英治文学賞受賞の好評シリーズ。

コメント

剣客商売は、池波 正太郎の代表作でもあり、主人公の秋山親子が無外流の使い手です。
秋山小兵衛の師は、辻 平右衛門直正とありますが、秋山小兵衛が活躍する田沼意次の時の宗家は、第三代宗家 辻 記摩多 資英 先生か第四代宗家 辻 文左衛門 資賢 先生です。小説の文面から見ると第四代宗家 辻 文左衛門 資賢 先生の事を言っている様です。